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最近の読書事情
前にも書いたが、今月は下旬になるまでずーーっと休みらしい休みがなかった。

現職場(病院)でタイムカード見たら、何らかの形で毎日のように病院にいるのな…


夜間の病院は、患者さえいなければすることがない。
することはないが、居眠りしたり、引っ込んでテレビをみたり、もちろんゲームなんて出来ない。



ほぼ必然的に本を読む。
読書はいつでも中断出来るし、受付に座ったまま出来る数少ない娯楽だ。


自慢じゃないが、資格試験以外で「勉強」の為に本を読んだ事がない。

つまり俺の読書は100%に限りなく近い「娯楽」だ…


娯楽である以上、「楽しい」という動機でのみ本を選ぶ。
専門書とか「自己啓発本」とか、一般的に為になる本は読まない。
(時々、自己啓発本を読んで独りツッコミを入れる事はある…)




病院から徒歩1分くらいの所にブックオフがあるのが幸いだ。

通勤時に購入し、夜間と通勤時の乗り物で読む。


もうね、ブックオフで本を買うと、普通の書店で定価で買うのが死ぬほど勿体なく感じるのな…



このペースで行くと、今年だけで500冊くらい行く勢いだ。

まあ、これだけ趣味に興じる事が出来るんだから、恵まれた環境だよなぁ…




前置きは長くなったが、最近、感銘を受けた本は

・池波正太郎「剣客商売」・井上ひさし「四千万歩の男」



池波作品は好きだったが、剣客商売シリーズに手を付けた事がなかった。

これはガキが読む時代劇ちゃうね。
十代~二十代前半に読んでも、この機微が半分も理解出来なかっただろう。

…中年化の第一歩。



一方、井上ひさし作品のこれも時代小説。
モデルは実在の人物・伊能忠敬。

徒歩実測で日本地図を完成させた気の長い男の話……のせいか、作品自体が死ぬほど長い…
(文庫本で1冊3cmくらいの厚さの作品が全部で4冊あるの…)



てか、今気付いたけど

どっちも主人公がお爺ちゃんなのな。


中年を越えて初老の域に達したんやろか、俺…




…とにかく、どちらもお薦め。




普段の通勤時、バッグにはこういった本を1冊くらいと

頭が固くならないように、人気流行作家の本を1冊と(宮部みゆきとかね…)

Oヘンリーとか、スコット・フイッツジェラルド等の短編小説を1冊

それぞれバッグに忍ばせている。
(ビバ・文庫本)




仮に俺が通勤時に事故死してバッグを見られたり、或いは家宅捜索が入って本棚を見られたりしたら


「こいつの読書の基準が解らん…」

と、救急隊員或いは警察官に思われるだろう…



そんな悪い想像が頭をよ切るので、通勤時に事故に見舞われないように注意してるし、又は家宅捜索が入るような悪さをしでかさないようにしている。


…その程度の倫理基準。




話は変わるが、なつみの古いブログを読んでいたら

丁度、1年くらい前に
「Yahoo!BBのモデム交換したら、ネットに繋がらなくなったーーー」とか書いてた。


そんななつみに送りたい一言。




「学習能力」
by Hawk_Yamada | 2008-05-22 20:16